サニー建幸通信 2024-08号を発刊しました。
お店では、印刷したものをお配りしておりますのでぜひお越しください😊
—————————————-
◯9月は認知症月間です
9月は認知症月間です。2025年には、高齢者の5人に1人は認知症になると言われています。認知症とは、さまざまな脳の病気により、脳の神経細胞の働きが徐々に低下し、認知機能(記憶、判断力など)が低下して、社会生活に支障をきたした状態をいいます。「加齢による物忘れ」と「認知症による物忘れ」の違いとして、「加齢による物忘れ」は物忘れの自覚があることや、昨日の晩御飯のメニューを忘れるなど体験したことの一部を忘れるのに対して、「認知症による物忘れ」は物忘れの自覚はなく、昨日の晩御飯を食べたこと自体を忘れるなどすべてを忘れてしまうことが特徴です。
◯認知症は自分の人生の一部
・認知症は自分の人生の一部
認知症という病気は、自分の人生の一部です。認知症になっても、人生を自分らしく生きている人はたくさんいらっしゃいます。仮に、認知症と診断されても、その日から何もできなくなるわけではありませんし、相当進行するまで、生活にとって重要な能力が失われることはありません。
・どこに相談すればいいの?
認知症は目に見えない病気なので、専門の医師に診てもらう必要があります。どこに相談すればよいかわからない場合は、地域包括支援センターに相談してみましょう。
・早期発見の重要性
早く専門家に相談することで、早く準備することができ、さまざまな選択肢を得ることができます。また、早く理解のある人に出会えるかもしれませんし、他の病気が見つかるかもしれません。
・決してひとりで立ち向かおうとしないでください
加齢による物忘れはなかなか避けることが難しいですが、周りの人の支えで乗り越えることができます。サニー健幸ラウンジでは、認知症予防に関する情報提供や楽しいレクリエーションなどを実施しています。ぜひ気軽に足を運んでください。
◯第8回サニー健幸ラウンジを開催しました(8/18)
ラウンジでは下記の内容を楽しんでいただきました
知っておきたい認知症予防のお話「難聴」について
健幸養生タイム「玉米鬚(ぎょくべいしゅ)」
レシピ紹介 「カレー肉じゃが」
音楽付き認知症予防体操「コグニ体操」
塗り絵(9月カレンダー付)など
次回開催日は9/15(日)
参加費:200円
◯活動報告
8/23(金)
薬剤師の堀優太が、八長コミュニティハウスにて、「薬を安全に使うためのコミュニケーション」の題目で講話を行いました。薬物治療を行う上で、医師をはじめとする医療従事者とのコミュニケーションは大変重要です。医療従事者とのコミュニケーションにおいて、気をつけた方が良いポイントや、お薬手帳などの活用についてお話ししました。
8/25(日)
薬剤師の堀優太が、岡山漢方研究会に参加しました。
午前は、瘀血(おけつ)について学びました。瘀血とは、体を構成する血の流れが悪くなり、滞っている状態です。瘀血の状態になると、肩こりや頭痛、手足の冷えなどの症状に悩まされることがあります。そのような方の漢方相談に生かせる内容でした。また、午後からは、木香(もっこう)と香附子(こうぶし)について匂い、味わいながら生薬について学びました。



